ここ最近色んな人と語り合う機会が増えて、自分の仕事に対するアプローチの仕方とかコンセプトとか改めて気づける機会があった。
人と話すのって大事だなぁと思った。
自分が “音楽家” とか “ミュージシャン” って言う括りでは収まらない感じが、ずーっとしてた。
音楽をやる側の作り手 と言うよりは、全体像を見て演出して行く。その演出の手段が音楽と言うだけで。。
私は、限りなく裏方でいたい。
映像が 空間が、仕上がって行くのをイメージ・想像しながら曲を作ってる。
18年間続けてたLIVEもそうだった。
ステージに上がる前からの空間を想像して、Overture →一曲目…、とセットリストを作る。
MCのテーマもその時のパフォーマンスも箱によって時期によって変えてた。
お客さんの笑いそうな、泣きそうな、色んな演出を用意するのが楽しくて。
本番当日に全部が出来上がったりしたことも。笑
ソロだからできる技 だったなぁって今は思うけど。
この私の感性を理解して共有してくれる人としか、同じステージには上がれないと身体が感じてたと思う。ただ音楽を演奏するだけのLIVEはやりたくなかった。そこに私の世界を一回一回作りたかった。
今 仕事として作るBGM。
もっとあの頃の事を思い出して、空間ごと演出して行きたい。
改めてそう思う。